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コラム

10年前のPCを修理しました

お客様より弊社が2013年に製造して出荷したPCが調子悪いとのご相談がありました。
誤魔化しながら起動して使用されていたそうですが、再起動した際に遂にOSが起動せず、エラー画面で止まったままになってしまったとのこと。

起動ディスクが見つからない場合の表示ですね。
先ずは切り分け、BIOSは立ち上がるとのことだったので、BIOSを起動してHDDを確認します。
BIOSでもHDDが認識されてない模様…

となるとHDDの物理的故障か、マザーボードのポート不具合なども疑えます。
HDDを検査用のPCに接続して検査をします。
・・・認識されないので、残念ながらHDDの物理故障のようです。

マザーボード側も検査用のHDDを接続していろいろチェックしてみましょう。
・・・認識されていません。
こうなるとマザーボード側の方も怪しくなってきます。
マザーボード側も細かくチェックしていきましょう。
一旦ケースから外し、最小構成でチェックしていきます。

HDDを別のポートに接続してみてチェック。
SATAポートは4つあり、順繰りに検査していきます。

ポート1・・・認識せず
ポート2・・・認識を確認
ポート3・・・認識を確認
ポート4・・・認識せず

SATAポートがかなり怪しいです。(恐らく、PCHの故障ですね)

かなり古い型のマザーボードでしたが、そこはテクパルの変態なところ・・・同じ型番のマザーボードが保守用としてストックがありましたので交換して起動チェックします。全ポート認識し、OSが起動しました。
ご指摘症状の部分以外のところもチェック。
今回はマザーボードとHDDの2点のトラブルが重なってしまったようです。
HDDも新しいものへ変更し、出荷時の状態へリカバリし、完全復活です。
老体に鞭を打つようで申し訳ない気もしますが、これで更に10年頑張れるかな?

ですが10年もたてば、他のパーツも怪しくなっていきます。
電源、空冷ファン…回転系のパーツは3~5万時間が交換推奨年数になっております。

今回のご相談品はWindows7でしたが、弊社ではWindows7はもちろん、
Windows XPを搭載したPCでも修理や延命処置のご相談をまだまだ受付しております。
古いOS、PCでお困りの際はぜひ一度お問い合わせください。

また、PCを長期において供給・修理・延命・リカバリをご要望の生産技術の方、是非弊社のPCをご検討ください。


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